投資心理と暴落の特徴

株式投資において暴落は避けて通れない現象です。いかにして暴落に対応し、負けない投資心理を養うかが重要なポイントとなります。暴落時の株価の下落率や期間、参考となる指標、世界大暴落の常識を理解しておくことが不可欠です。

暴落時のリスクを押さえるためには、株価が安定しているディフェンシブ株を選ぶのが有効です。食品・トイレタリー・医薬品・通信など、普段の生活で必要とされる業種は普遍性が高く、経済情勢に大きく影響されにくいといえます。

たとえば、JT、花王、アステラス製薬、NTTなどがこのカテゴリーに属します。これらの株を保有することで、暴落時の心理的ダメージを抑えることができます。

普段の時期には、ディフェンシブ株と共に普通株を持つことで、リスクを分散できる為、長期投資に有利となります。

普通株を暴落時に購入する勘手

その一方で、鉄鋼・化学・機械など、経済の影響を大きく受ける普通株は、対応に注意する必要があります。例えば、日本製鋼、三菱ケミカルグループ、コマツなどは、普通株の中でも特に大きな変動をします。

これらの株は、普段の情勢で購入するのではなく、暴落のサインを確認した上で勘手をすることが重要です。そうすることで、回復のリターンを大きくすることができます。

初心者は信頼性の高い企業に投資

詳しい知識がない状態で新興企業の株に全力投資するのはリスクが大きいです。基本的には、固定的な活動をしている大手企業に投資するのが安全です。

気長に投資をして、大きなリスクを負わないためにも、信頼できる銭柄を選ぶことが重要です。