帝人、航空・宇宙用途向け高耐熱熱硬化プリプレグメーカーの米レネゲード社を買収

帝人株式会社(大阪市北区 / 以下、帝人)は27日、航空・宇宙用途向けに高耐熱熱硬化プリプレグ*を製造・販売する米国のRenegade Materials Corporation(米国オハイオ州 / 以下、レネゲード社)を買収することを発表した。

レネゲード社は、1993年創立の樹脂メーカーを母体として、2007年に設立された航空・宇宙用途向け高耐熱熱硬化プリプレグメーカーで、耐熱性樹脂について高いノウハウを有しており、欧米をはじめとする航空機メーカーや航空機エンジン関連メーカーなどから高い信頼と採用実績を得ている。

帝人は炭素繊維事業において航空機分野に注力しており、ラインナップ拡充と用途開発を推進している。さらなる用途開発の推進とグローバルでの事業拡大を目指して、航空・宇宙用途でニーズの高まりが見込まれる高耐熱熱硬化プリプレグに関して、優れた技術と販売チャネルを有するレネゲード社の買収に至った。

帝人は今回の買収により、幅広い潜在ニーズへの対応が可能となり、同社が有するノウハウや評価設備、販売チャネルなどを活用することで、レネゲード社の製品をより幅広い展開も可能となり、航空・宇宙用途向け炭素繊維事業のグローバル展開をより一層強化する。帝人は、航空・宇宙用途向け炭素繊維製品のマーケットリーダーとしての地位を確固たるものとし、2030年近傍までにこの用途で年間900百万米ドル超の売上を目指す。