日本電産子会社、ドイツの大型精密減速機メーカー及び関連会社を買収

日本電産株式会社は1日、子会社である日本電産シンポ株式会社(京都府長岡京市 / 以下、日本電産シンポ)のドイツ現地法人であるNidec-Shimpo GmbHを通じて、ドイツの大型減速機メーカーのデッシュ・アントリープステヒニク社(DESCH AntriebstechnikGmbH & Co. KG)とその関連会社を買収することを発表した。

デッシュ・アントリープステヒニク社は1906年に設立され、ドイツ北西部のアルンスベルク市に拠点を構える老舗メーカー。大型精密減速機の製造・販売を行なっており、従業員数は約400名、17年12月期の売上高は64.7百万ユーロ(約84億円)、18年12月期の売上見込みは92.9 百万ユーロ (約121億円)。※ 対ユーロの想定為替レート130円

日本電産シンポは、減速機及びプレス機の製造・販売・サービス事業を展開しており、デッシュ社の工作機械、建機、農業機器、プレス機用向けの大型精密減速機、クラッチ及びブレーキといった世界最高峰の品質と欧州を中心に築き上げたブランド認知度を持った製品群が加わることにより、日本電産シンポは小型精密減速機メーカーから総合高精度減速機メーカーへと変貌を遂げることが可能となる。

今回の買収により、日本電産グループが持つアジア、アメリカでの販売・サービスネットワークを活用し、デッシュ社の大型減速機を拡販するとともに、日本電産シンポの減速機、プレス機をデッシュ社の親密先に販売展開していくことによるクロスセル効果も期待できる。日本電産グループとデッシュ社、それぞれが持つ技術力、ブランド力、顧客基盤の相互利用に加え、日本電産グループの資金力を活用し、グローバルベースでの減速機市場及びプレス機市場の発展に貢献することを目指す。