帝人、チェコの自動車向け複合材料部品メーカーのベネット・オートモーティブ社を買収

帝人株式会社(大阪市北区 / 以下、帝人)は4日、チェコの自動車向け複合材料部品メーカーであるBenet Automotive s.r.o.(チェコ ムラダー・ボレスラフ市 / 以下、ベネット・オートモーティブ社)の全株式を取得し、完全子会社化することを発表した。

ベネット・オートモーティブ社は、自動車メーカーに部品を提供するTier1メーカーであり、炭素繊維複合材料やガラス繊維複合材料の成形技術、および自動車部品の塗装や組み立ての設備などを有しており、フォルクスワーゲン、メルセデス、BMW、アウディ、シュコダなど、欧州の自動車ブランドへの幅広い採用実績を誇る。

帝人は、欧州、北米、アジアの3極において、Tier1サプライヤーとして自動車向け複合材料事業を展開しており、特に欧州においては、18年8月にポルトガルの自動車向け複合材料部品メーカーであるInapal Plasticos社(以下、イナパル社)を買収したほか、17年1月に買収した北米最大の自動車向け複合材料部品メーカーであるContinental Structural Plastics社(以下、CSP社)のフランス現地法人であるCSPヨーロッパでSMCの工場新設を決めるなど、自動車向け複合成形材料事業の拡大を推進している。

帝人は今回のベネット・オートモーティブ社の買収により、欧州における提案力の強化、ならびに販売チャネルのさらなる拡大を図る。