日本製紙、マレーシアの軟包装加工会社TS Plastics Sdn. Bhd.を買収

日本製紙株式会社(東京都千代田区 / 以下、日本製紙)は15日、マレーシアで軟包装事業を展開するTS Plastics Sdn. Bhd.(以下、TSP)の70%の株式を取得したことを発表した。

TSPは1996年に設立され、軟包装(フィルムパッケージ)の加工をおこなうマレーシア企業。売上高は約20億円。

日本製紙は、成長分野の一つであるパッケージ事業の伸長に注力しており、今回のTSPの買収は、3月に発表した十條サーマル社における紙製バリア素材「シールドプラス®」シリーズの生産検討に続き、パッケージ事業のバリューチェーン拡大をグローバルに推し進めるものとして位置付けられている。

TSPが20年以上にわたり培ってきた軟包装分野の技術ノウハウと顧客基盤をベースに、日本製紙の技術開発力とグループ販売網を最大限に活用し、パッケージユーザーの新たなニーズに的確に応えながら、経済発展を続けるアジア市場での事業拡大を図る。

環境配慮により世界的な潮流となりつつある「リサイクル性」や「生分解性」といった観点から、パッケージ素材としての「紙」が見直され、さらなる可能性が期待されており、日本製紙は「紙でできることは紙で。」を合言葉に「紙化ソリューション」を推進している。今後、TSPを日本製紙グループの「紙化」展開の拠点と位置付け、「シールドプラス®」シリーズに続く新たな「紙」包材の開発にも積極的に取り組んでいく方針。