TKP、スイスIWG傘下でシェアオフィス大手の日本リージャスHDを約460億円で買収

株式会社ティーケーピー(東京都新宿区 / 以下、TKP)は15日、同社の特別目的会社である株式会社TKPSPV-9号を通じて、IWGの完全子会社であるRegus Group Limited(以下、Regus)より、日本リージャスホールディングス株式会社(東京都新宿区 / 以下、日本リージャス)の発行済株式の全てを取得し、子会社化することを発表した。買収金額は約460億円。

IWGは1989年に設立され、スイスに本社を置くロンドン証券取引所上場の世界最大のワークスペースプロバイダー。レンタルオフィス世界No.1ブランド「Regus」などの多様なブランドをグローバルに展開し、プロフェッショナルで刺激的な仕事環境およびコミュニティサービスを提供している。そのネットワークは18年12月時点で、世界110カ国超、3300拠点超、会員250万人超に及ぶ。

今回、TKPが株式を取得する日本リージャスは、IWGの日本事業として国内最大のネットワークを持つレンタルオフィス業界の最大手であり、18年12月時点で全国約30都市・130拠点以上に展開している。1998年9月に日本において事業を開始、「Regus」「Open Office」「SPACES」等のブランドを通じてレンタルオフィス、バーチャルオフィス、コワーキングスペース等を運営している。

TKPは、ホテル宴会場・貸会議室運営ビジネスを起点に遊休不動産を有効活用し、新たな価値を付加・創造する空間再生流通事業を展開しており、19年3月時点で国内外2149室の貸会議室等を展開するとともに、料飲、ケータリング、宿泊などの貸会議室運営ビジネスから派生するサービスを提供することで事業を拡大してきた。

貸会議室とレンタルオフィスという業態は親和性が高く、同市場への展開を加速することで更なる価値創造が実現できるとの見込みから、今回の株式取得に至った。TKPは今回の株式取得により、共同出店及び既存施設の転換による拠点ネットワークの拡大、両社のリソースを融合することによる顧客サービスの向上といったシナジー効果を見込んでいる。