住友商事、マレーシアの大手マネージドケア事業者のPM Care社など2社を買収

住友商事株式会社(東京都千代田区 / 以下、住友商事)は4日、マレーシアの大手マネージドケア事業者であるPM Care社およびHealth Connect Holdings社を買収、マネージドケア事業への参入を発表した。

マネージドケアは、公的医療制度が充実していない国で発展しつつある管理医療システム。民間医療保険会社、マネージドケア事業者、医療機関の3事業者が連携して医療サービスを提供しており、より良質で安価な医療の推進と、個人の健康管理向上を目指す仕組み。マネージドケア事業者は、企業や保険会社向けに、企業の従業員や被保険者が医療機関で受診した際の医療費の支払い・請求代行を行っている。

マレーシアのマネージドケア事業者に対する需要は、医療市場の成長と企業や民間保険会社の医療費抑制ニーズを背景に拡大を続けており、PM Care社とHealth Connect Holdings社は2社合計で同国において業界最大の市場シェアを有している。住友商事は、本事業を通じて、マレーシアの企業・保険会社と医療機関を繋ぐ存在として、日本の先進的な医療技術・サービスの導入も見据えつつ、より質が高く効率的な医療サービスを推進し、個人の健康管理向上を促進していく。

将来的には、アジア地域におけるヘルスケア市場において、マネージドケアの高度化を実現するプラットフォームの構築も視野に入れ、地域と産業の発展へ貢献するとともに快適で心躍る暮らしの基盤構築を図る。加えて、住友商事グループのネットワークを活用し、プラットフォームに対する日本医療・介護の国際展開を検討するとともに、本事業で得られた知見・ノウハウを活用し、日本の医療サービスの更なる質の向上への貢献を目指す。