大和証券グループ本社、高齢者向け施設・住宅運営のオリックス・リビングを買収

株式会社大和証券グループ本社(東京都千代田区 / 以下、大和証券グループ)は25日、高齢者向け施設・住宅の運営事業会社であるオリックス・リビング株式会社(東京都港区 / 以下、オリックス・リビング)を買収することを発表した。

オリックス・リビングは、2005年に設立された高齢者向け施設・住宅の運営・開発会社。現在、首都圏・関西圏を中心に、32施設・総居室数2726室の有料老人ホーム、高齢者向け賃貸住宅の運営を行っている。同社は、入居者一人ひとりの日常での生活機能を高める「自立を支援する介護」に取り組んでおり、介護ロボットの開発やICT機器の導入など積極的にIT活用をすることで、入居者とスタッフのコミュニケーション時間の確保や、サービスクオリティの向上を図っている。

大和証券グループでは、今年度からスタートした中期経営計画において、伝統的な証券ビジネスを核としながら、外部ネットワーク、周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型総合証券グループとしての「新たな価値」の創出を掲げている。同社は今回の買収により、大和証券における高齢顧客やその家族に対する新たなソリューション提供や接点強化が可能になると共に、オリックス・リビングが所有する施設・住宅の流動化を進めることによって不動産アセットマネジメント事業の運用資産規模の更なる拡大に資するなど、大和証券グループのビジネスへの波及効果を見込んでいる。

買収後も、現オリックス・リビング取締役社長の森川氏が経営の舵取りを行い、同氏を中心とした現在の執行体制を承継していく予定。また、施設の運営方針や施設ブランド名称についても変更予定はない。クロージング以降、商号変更や大和証券グループからの役職員の派遣等を予定している。